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◆ コンテナハウス2004/10/14 (Thu)

 9月は展示会の準備等で少し忙しかった。会社創設以来展示会に出展しているが、可能な限り続ける。直接、販売につながないが知名度は上がる。見知らぬ人と知り合いになったり新しい人脈が出来たりして楽しい。準備の為に金額も必要だが企業にとって啓蒙活動として必要額と割り切っている。
 
 今回は少し頑張って大型の膜浄化装置や大型超純水装置を展示した。韓国の代理店も合流した。私の心の中では大体水処理に関係する商品開発は一応完了したと思っている。製作体制も順調に技術移転が完了した。あとは如何に製造コストを下げるかが焦点になる。また、営業体制を整える準備もはじめている。ホ−ムページも大幅に変える準備を開始し、海外製品の販売サイトも考えている。新浦安の事務所は国際展示場と幕張の展示場に近いために情報収集には最適な場所にあるので新しい情報を伝達するコ−ナも設ける。

 営業関係で名古屋地区にある会社と代理店契約を検討している。私は資源関係からロシアに興味がある。最近いろいろ話があるが資源関係の東京の会社と組むかも知れない。来月ロシアの商工会議所の歓迎者と話し合いを予定している。NPO法人の充実に尽力を注ぎNPO法人としても販売を始める。

 私は重病を患ったわりには元気なので病気とうまく付き合って大きな成果を目指したい。体の変調の予感があると、無理をせずに自然に任せて休息をとり行動するので逆に以前より全体が見える。今回、NPO法人の拠点のために、つくば市の赤塚に土地を購入した。常磐高速の新しいインタ−から数分の場所で便利な場所である。最初はログハウスを考えてログのメ−カ-に資金を貸して準備を進めて来たが先方の予算がないのかなかなか行動を起こさない。大手町の産経新聞社の前で私の希望する展示物を見た。大手企業の文具メ-カ-が将来販売予定の簡易ハウスで、私の計画にあいそうなので購入したいと思ったがまだ販売出来ないと言う。予定価格を聞くと耳を疑う程の金額。そこで自力で製作を考えたが、先日お台場でコンテナを使ったデザイン展が開かれた。そこで閃いた。コンテナを使って水の展示場とNPO法人の本部をつくることを考えて調査を始めている。調査は韓国と日本と平行して進めている。家の方は思い切って地元の製材店か大学の若手等に任せようと思っている。お陰様で、韓国から少しずつ情報が集まり計画の素案が纏まりだした。再来週あたり韓国に出かける予定である。勿論、今回製品化した膜の浄水装置を組み込む。日本は実積を厳しく指摘するために見て分かる設計を考えている。来年3月以降新しい法律が通り法人が農業に一部参入できる可能性がある。当社の有機農薬を使った実験農園を平行して福祉の要素を組み入れた新しい計画を考へている。敷地とは別に150坪ほどの農地を借りることができたので新しい挑戦を始めたい。

 来年もまた不況がより深刻になるだろう。食の安全や身近なビジネスが見つめ直される時代だと思う。貧乏しても実状は豊かな生活を日本人は目標にした新しい生活スタイルが各所に生まれている。社会の二−ズにあった経営を考えて成長したいと思っている。大小の超純水設備、井戸水浄化設備。農業分野向けの有機肥料の3本柱に少しずつ充実させたいと思っている。