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◆ 営業2003/06/29 (Sun)

6月29日
 早朝に水質分析表がファックスされてきた。

 すぐに電話連絡を入れると、メールの内容を読んでくれとの説明が返ってきた。
分析表からは、大腸菌、臭気、濁度等井戸水特有の悪条件のデータが並んでいた。
この種の浄水設備は、非常に高価なもので、簡単に、家庭用として進めにくいので、半ば断るつもりで50万円前後の金額を提示した。
返事は、予想外にも「それぐらいでできるのであれば見たい」と答えが返ってきた。
電話の口ぶりから、学者風の言葉遣いが感じられたので、大変だ…と思った。
日曜日に関わらず、9時から会社に来たいという。
10時から他のアポイントが入っているので、早々に断るつもりでいたが、当社の大型の中空皮膜のフィルターを見て、「これは安い」と言いだした。
当社としても、製作した新製品ですぐに販売するには時間が必要となるので、再度検討するようにお願いした。

 10時15分ぐらいから化粧品会社の社長一行が来社して、千葉県で誘致しているアカデミックパークの企業進出の原案を共同で作成する会議を延々と開催し、私たちが長年培ってきた化粧水を作るための最高の超純水設備とマイクロクラスターの機器、脱気膜を装着した最高の水質を維持できる日本で最初の装置を供与するとともに、日本で最高水準の水質による化粧水の製造を開始する打ち合わせを行った。

 3年後には6億から8億の利益が出る構想の下で、新工場の完成とログハウスも併用した新工場の完成を来年の12月に開設できるよう、問題点を討議した。