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◆ 来 客2003/07/14 (Mon)


>>先週末
 つくば市で家庭用の浄水器を販売している営業部長さんがショールームに来られて、当社の開発した大型中空薄膜を使った井戸水浄水器の販売を希望された。

 井戸水の浄水技術と排水処理技術は同等で非常に難しい。
 一般の方から見れば、50万も出せば、井戸水の浄水も可能と思われがちだが、そんな簡単なものではない。
 水質は雨の日や天気の日、刻々と変化するし、自然との戦いそのものである。
 フィルターで取れる物質以外にイオン化された物質が存在して、始末に負えない。

 私たちが半導体でも使用される大型の中空膜を投入して対処しているが、半導体の業界でも高価なもので、なかなか採用されていない。
 最近はフィルター単品で購入することも難しく、再生装置付きの中空薄膜になると、価格的には150万から200万を超える。

 それを当社では、100万を切って販売しているのだから、知る人にとっては破格の価格である。
 つくばのある事業団の職員の方にこの装置を見せたところ、「即購入したい」と申し出があった。
 家庭用の浄水器を売っている人がこの製品を販売できるかどうか疑問なので、即答を避けた。

 その後、当社のEDIの電源部分である整流器の営業の方が来られて、今後新製品に対しての打ち合わせを行った。


>>7月14日
 朝、ガラス製造会社の現場を見学した。
 来年、当社の純水装置を購入する希望があるので、現地の下見を地元電気会社の社長と同伴して訪れた。

 午後に横浜の方から、「家庭用の井戸水の浄水器の販売をして欲しい」という依頼があったが、価格的に合わないので、ペンディングの処置をした。

 2時前に地元の中心部に約200坪を持つ地主の方から、「蕎麦屋をやりたいので、当社の浄水設備を入れたい」という希望を持ってショールームに来られた。
 私は、この不況の時期に蕎麦屋をやっても採算は合わないとついつい要らないことを言ってしまった。