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◆ 営 業2003/07/30 (Wed)

 群馬の厨房機器の会社から、ROの見積もり依頼があった。
 先方の希望は現地を見て欲しいとのことであったが、内容が乏しいので逆に当社の機械を見に来るように返答をした。


 新潟の漬物屋さんから、硝酸性窒素の問題が発生し、保健所から改善命令を受けたので、その対策について相談があった。
 硝酸性窒素の除去には、
  1.専用の樹脂で取る方法
  2.イオン交換樹脂を使って除去する方法
  3.逆浸透膜を使って除去する方法
…の3通りしかなく、コストの面で高負担になるので、水の再利用をする方式を提案した。


 大阪の高石市から、新築をするため、井戸水の浄水器について相談があった。
 詳しいパンフレットの依頼があったが、当社はパンフレットを作らない会社なので、丁重にお断りした。
 もし、購入希望があれば当社のショールームに来て納得して購入するように話した。


 住所と電話番号を知らせずに、色度と大腸菌を取る方法と浄化装置のコストを聞かれ、メールで概算の予算を連絡したが、思ったより高かったのかお断りの連絡に近い返事があった。
 フィルターで問題を解決したいとメールに記載してあったが、残念ながらこの方々の考えておられる知識では井戸水の浄化はできない。
 単なる固形の浄化フィルターでは色度は落ちないし、活性炭で取れる色度もあるが、イオン化されて析出してくる色度は単なる活性炭では落ちない。
 大腸菌にしても、単に塩素で殺せる菌もあれば殺せない菌もある。
 色度だからたぶん鉄マンガンの影響も考えられるし、5所帯以上の家庭で使う全ての水を処理するとしたら、かなり大型の装置になる。
 私達はこれらの装置の値段を150万ほどで提示してあげたが、他のメーカーで150万で対応できるメーカーがあれば、知らせて欲しい。


 ある大手から、超純水装置の時間あたり10トン2台、時間あたり20トン4台の見積もり依頼があった。
 10トンの見積もりを2000万円として提示したところ、高いのではないかという返事が来た。
 これも、驚いてしまった。
 大手の超純水設備時間あたり1トンの金額は、約1000万から1200万が標準価格である。
 私達はだいたい500万から600万で販売している。
 500万から600万の金額は超純水装置の金額としては、破格の金額である。
 それを単純に10倍として5000万のところ、超特別価格で2000万にしてあげたら、それでも高いという。
 つまり、10分の1の金額は200万でROとEDIを作れという。
 こういう時代だから、いろんな人と商売はするが、最近は常識を逸脱した価格を零細企業の我々に押し付けてくる。


 ログハウスの基礎工事の見積もりをお願いするために、地元の生コン業者の社長と面談したが、なかなかの人物で好感が持てた。
 私のビジネスプランを説明すると、少し興味を抱いてくれて、全面的に協力すると約束をしてくれた。