戻る
■ 5月の動向。「オアシス」の推進。2008/05/25 (Sun)

中国の四川大地震の悲惨な報道を見てその深刻さに驚いてしまった。ヤンマーのサイクロンも大惨事だが軍事政権の態度も国連の態度も解せない。成長重視、国民不在の政治が災害を大きくしたと感じている。国連は援助を受けない国の指導部を説得してまで援助を要請する必要があるのかが理解できない。むしろ国連から除名すべきが正当な行為だが、ヤンマーの後ろ盾は中国とインド、ロシアだ。理由は天然ガスと宝石。膨大な富が軍事政権に流れ外部から見るより磐石らしい。
昨年の終わりにハワイの病院を訪れたが、通訳をしてくれたのはヤンマーの青年だった。彼は数万円を家族に仕送りをしているが銀行は使えないらしい。軍事政権の家族に賄賂を支払って送金した方が率が良いと嘆いていた。

中国は日本にとっても重要な国になっている。エネルギーも大切だが、少しまともな国と付き合って人権にも対応して欲しい。つくば市に日本を代表する研究所がある。産業総合研究所、通称「産総研」。この研究所には世界中から優秀な研究員が集まっている。これは表向きの理由だが、日本を代表する研究所だが、優秀な日本人の人材が集まらなくて外国人に頼っている。中でも中国人の研究者は250名を超え断然多い。政府は研究者に研究の成果をビジネスに反映させるために、ベンチャー企業を設立させ、技術の普及を進めている。企業が外資を導入し、資金を集めている構図に似ている。そのべンチャー企業と当社がパートナーシップを結び、中国との交渉・情報交換の窓口業務を委託している。私はこの地震のニュースを聞き見舞金を送った。数時間後、礼状のメールが届いたが、死者は10万人近くになると言っていた。日本のレスキュー隊が世界で一番早く現地で活躍したが、到着が遅れた。政治決断が遅れ救援活動が遅れた。貴重な一日が惜しまれる。しかし、世界最高の人道支援部隊が入国し、精鋭部隊の派遣が実現した意義は大きい。現地での活躍に手を合わせた日本人も多かったと思うが、中国でも素直に活躍が評価された。当初は受け入れを渋っていたが、面子にこだわって失った一日が残念でならない。医療チームも医師が4名。田舎の診療所の規模で小さ過ぎる。中国も軍事に、宇宙に多くの予算を使って国威を高揚させているが、中身はボロボロだ。インフラ整備に資金を使うべきだ。日本もアメリカに思いやり予算を少し減らして、国際支援組織と言うのであれば100名単位の医師団を派遣するぐらいの体制をつくり国際貢献すべきだと思う。私に届いたお礼のメールの一部を紹介する。

********************************************************************

To:つくばテクノロジー株式会社 王代表取締役社長
CC:川手グループ有限会社アール・エイチプリンスビラ 

川手 会長

中国四川大地震への義援金についてのご寄付、誠に有難うございました。
四川大震災が発生してから、大勢の日本人の方々から暖かい励ましの言葉、及びご寄付をいただきました。中国の人たちは、大変感謝しております。お寄せいただいた義援金は、本会が責任を持ってお預かりし、駐日中国大使館を通じて、一日も早く震災区に送付するように努力いたします。
後ほど、正式な感謝状が受入側から来ると思いますが、まず、お礼を申し上げます。どうぞよろしくお願いします。

留日陝西同学会
会長・常務副会長

2008年5月16日

----- Original Message -----
From: Wang
To: zhao
Cc: 川手 会長
Sent: Friday, May 16, 2008 7:02 PM
Subject: Re: [sxls][01914] Re: [sxsw3][00111]

陝西同学会より救済募金の件:

趙会長

 先程(18:27)つくばテクノロジー株式会社の通帳から
10万円を振り込み致しました。ご確認下さい。
これは川手グループ有限会社アール・エイチプリンスビラ
http://www.rhprince.co.jp/company.html)(弊社のパートナー会社)の有志一同の御見舞金です。
名前のリストは添付してお送り致します。
感謝状を趙会長にお任せします。
宜しくお願い致します。

-----------------------------------------------
(産総研技術移転ベンチャー )
つくばテクノロジー株式会社

  王 波 (代表取締役社長)

本 社: 〒305-0047 茨城県つくば市千現1−9−1、
ベル・フローラ 101号
Tel :029-852-7777(代表) Fax: 029-886-5528
E-mail: wangbo@tsukubatech.co.jp
Mobile: 090-6508-9994 (Softbank)
計測事業部:〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1
産業技術総合研究所つくば中央第2事業所内
URL: http://www.tsukubatech.co.jp/
===============================================

********************************************************************


 被災者は推定で1000万人らしい。この膨大な人々に食料を供給するとなると、日本の備蓄米の量が一日も持たない規模らしい。中国全土から食料を集めても足りないし、計りしれないほど深刻な影響が生れる。また、この地域には雪解け水を利用した3500以上のダム湖がある。数箇所でもダムが決壊すると中国全土が電力不足、水不足になり、好調な中国経済も大打撃を受けしばらく成長も足踏み状態になるだろう。5月22日港区のプリンスパークタワーホテルに寄付のお礼に招かれた。インターネットで当社が紹介されたので、多くの方からお礼を述べられた。

 べトナム・インドネシアに数台ホームクリーン装置を輸出した。先月、娘達に2台浄水器を持たせてベトナムに派遣したが浄水は順調に動いている。

 つくばの大聖寺に業務用の装置を納入した。15000坪の大きなお寺だし、この装置が上手く稼動するとお寺全体をろ過する計画も聞いていたので、慎重に検討して最新の装置を組み込んだ。大手のゼネコンが浄水器を取り付けたが直ぐに詰まって水が出なくなり賠償問題にまで発展した。そこで、当社に相談に来られ強引にこの仕事を頼まれた。我々は技術では大手に負けないので、二重の安全対策を組み込んだ。

 ゆばを製造する会社から時間3トンクラスの相談が来ている。明治8年創業の老舗だ。広島は販売を検討していたが受注をする事に決めた。つくば2台に吉沼、赤塚、岐阜の代理店には一台追加し発送した。
 北海道の富良野、札幌から話がある。富良野の方には士別の牧場に納入した装置を見学に行くように勧めた。売る意見より購入した顧客に能力を聞く方がわかりやすい。

 時間2トンクラスの大型UF膜を10本購入し、試作機を作る。べトナム・インドネシアで、装置のコピーをつくらせる計画もある。大きな商権になると思うが、このクラスが一番有望な市場になる。しかも空白地帯で、資金が乏しい企業は参入が難しい。浄水器の市場は飲料水を中心に拡大して競争が激しい。しかし、水を浄化する技術から再利用も重要なテーマになっている。時間10トンクラスの装置が出来ると用途は広がるだろう。

 大地震で中国全土が水不足になり農業用水にも影響が及ぶと聞く。再建には膨大な量の建築資材も投入され、エネルギー、資材、水、食料が不足して今後も高騰する。災害も考慮して砂ろ過に変る小型で大容量の精密ろ過装置が必要になる。客の要望はお風呂、調理用水にも安全な水を使いたいニーズも広がりこの流れを先取りし、産業分野のろ過技術を生かして、プライベート水道局仮称「オアシス」の構想を推進したい。時間3トンから10トンクラスを処理するタイプの装置を安く提供出来ると、本格的な自家水道設備の道が拓ける。集合住宅、大型店舗、病院、福祉施設向けに需要が広がる。

 当社が力を入れている「軟水」も評判が高い。NHKでも、「軟水」の効果を放映されて当社にも問い合わせが増えた。私達も「軟水」を使った顧客の反応を聞くと、一応に喜ばれ、士別の羊牧場からは大型の装置をレストランと羊に使いたいと言われている。昨年、試しにホームクリーン装置を納入したが、手荒れが解消したと喜ばれた。お風呂に使うと肌に効果が出て喜ばれると思う。軟水は肌に優しく、飲むと胃腸に負担が少なくストレスが取れてうまみ以上の効果がある。

 神谷養鶏場は長年共同で装置を改良し水質を高めて成功した。ここは、クラスター水、マイナスイオン水に酸素を吹き込んで機能水までつくっている。今回、鳥インフルエンザ対策で当社の純水殺菌水を送って効果を確かめている。

 神奈川の豆腐屋さんは、上級の装置を納入している。つくばのNPOの方が先月整形クリニックに納入したが、1ヶ月使って手肌の荒れが収まったと報告があった。

 つくば山のふもとに住む人が硝酸性膣素と子供のアトピーに悩んで装置を購入された。インターネットで徹底的に他社を調査され購入された。私は治る保障は出来ないが、アトピーでも経験から70%以上良くなると報告から言える。先般、様子を聞くと子供のアトピーが良くなり喜んでおられた。

 昨年の12月に医師のお宅にホームクリーン装置を納入した。医師は眼科の教授で、私に精密検査を薦められた。眼底写真を撮って手術を勧められた。5年前に、順天堂で手術をしたが、進捗状況は昔見た写真と変らなかった。再起不能と言われて手術が出来なかったが、今回、手術が出来るレベルまで進捗状況が抑えられたのも水の効果かも知れない。

 プラントパワーの注文が再び、大阪、群馬、福島に広がりだした。昔、私の会社が山梨にあって、専門に販売を担当させていたが、突然店を閉めた。何故、急に辞めたのか不思議だったが、売れなくなったのだ。私にも顧客の住所も教えず引継ぎもしないで、店を閉めた。群馬の購入者は、購入が出来ななくなってイスラエル大使館まで調べたらしい。財団からも調査員を派遣してきて少しゴタついたが黙殺していた。彼は私がこの仕事の実質のオーナーだと顧客には隠し、自分がオーナー気取りで販売していたが行き詰まった。人間は裏方で働く人も表舞台に立ちたいと思う気持ちは分かるが、役不足だったと残念に思う。
 私は、プラントパワーを分かりやすく「有機アミノ酸酵素液」の名で、求める客に細々と販売を続けて来た。この種の液肥を使う人は「好奇心旺盛」な人が多く、直ぐに飽きて、新しい商品に心を移す人が多い。一時的に売れても永続性がない。成育に液肥が効いたのか、天候が良かったのか判別がつきにくい。長く使うと価値も分かるが今の人は根気がなく直ぐに飽きてしまう。農業肥料の仕事はお宅に似て難しいし、儲けても知れている。私は売れても、売れなくてもどこ吹く風で趣味で販売しているが、この液肥は面白い。群馬の愛好者の意見では散布する時期にノウハウがあるらしい。今月もバラ園、梨園、福島から注文があり、量が増えだしたので、量を増やし仕入を行う事にした。この仕事は会員制にして購入者を限定して販売をしたいと思う。

 私の仕事は全体が軌道に乗り始めている。環境、安全を求めるニーズが追い風になっている。つくばで店舗、ショウルーム、工場等、少しずつ完備し、人も増えて来た。水の自販機も全国的に認知され、ホームクリーン装置も普及しだした。純水殺菌水も台東区にも納入し災害時用に備蓄されだした。私の案件は何時も早過ぎると冷笑されて来たが仕事が時代に合いだしたと思う。
 水、農業が注目されだし隔世の感がする。工場の傍にプラントパワーを使った家庭菜園の農地を開墾し、実験したい。

 私は、資源の高騰を見越して仕入に力を入れている。仕入れは順調に成果を上げている。ベトナムで提携の話が来ているが、先方の、意図は私の装置を安く買いたいからだ。安く仕入れるには数量を買わないと相手にされない。購買能力が伴わないと買えないし、大手と言っても市場が見えないと投資は出来ない。人脈とネットワークがないと何も出来ない。私が営業を担当しているが、常に市場開拓の努力をしている。問い合わせの70%の確立で売れているが、生産が間に合わない。NPOの友人に仕事を教えているのも普及活動のためだ。働く喜びを学んで欲しいし、社会の為会社の為に働くより自分の生き甲斐のために働いて欲しい。営業の原点は喜びの伝達に他ならない。

 世界経済がグローバル化して来たが、限界に達して来た。石油の高騰で輸送費が高くなり、グローバル経済が崩壊する。消費地に近い場所に生産拠点が必要になる。船舶、航空、も集約される。大手企業も中小企業も規模の大小に関わらず輸送コストが増大し、人権費の安い遠距離に生産地を置いていた時代は、確実に変化を始める。ベトナムに拠点を考えているのも、流通の基点になると思っている。ファンドの資金が資源に食にも向い、輸入コストを押し上げている。ファンドの原資は預金や年金の資金で、金利を稼ぎ、自らの首を絞めている。企業が中国やベトナム、インドに出かけるのは、人権費の低さとマーケットの確保だが、運送コストが増大すると海外生産の場所選定が難しくなる。私は中国、韓国、今度はベトナムを考えているが、数年後には日本回帰だと思っている。福岡、広島、岐阜、埼玉、茨城、千葉、仙台、北海道に代理店をつくる予定でいる。岐阜は決まり北海道も詳細を詰めて代理店に決めたい。

 後期高齢者保険は評判が悪い。自公の政策は社会から遊離し変化に適応していないので支持を失っている。政権幹部の発言を聞いていると、口は達者だが生活感に乏しい。公明党の立場も罪が深い。多くの純朴な庶民の期待を裏切って支持率も3%台で伸びていない。3%の支持層で国を担う自惚れの本音を聞いてみたい。自民の補完勢力になり、お互いに寄生虫になり下がっていては支持層が割れる。この保険で、お年寄りが怒りだしたが、選らんだの責任は保守のお年寄りだ。この怒りを選挙で決着させられるが、選挙になると、怒りを忘れて利権、癒着心が強くなる。問題は官僚だ。官僚は国民をなめきって自在に政治家を動かして来たが、そろそろ遊びも限界だ。官僚組織が自己改革に着手しないと破壊が始まる。年寄りを追い込み、老人の怒りに火をつけたが、日本を焼け野原から再建させた人々をゴミ扱いにしないと国の体をなさない国力の疲弊は悲しい。

 中国の医療用の膜メーカーから透析用の膜を入手した。医療用の膜を最終で菌の防止に使いたい。消費者物価が上昇しだした。小麦製品やガソリンを中心に物価の上昇傾向が続くだろう。我々は極力値上げをしないで零細企業の馬鹿力を見せたいと思っている。

 25日から水野をベトナムに派遣する。大型膜の浄水器が売れるか市場調査を兼ねている。 駄目元だし、遊び心で行かせたい。私は大型の膜が入手出来たので、慌てないで済む。6月17日から目の手術で、一ヶ月ほど入院する。再起は7月の中旬を予定している。